国産原料のカラクリ

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国産原料のカラクリ

怒る鹿

国産原料使用!という言葉に踊らされていませんか?国産にはいろいろと抜け道があったりカラクリがあることをご存知でしょうか?こういう書き方をすると当店の馬肉や鹿肉が国産ではないのか?と誤解されてしまうかもしれませんがそれだけ産地偽装はまだまだ見え隠れしています。
特に既に混ぜ合わさった原料は『基材』、化粧品ですとキャリーオーバーのように原料の段階で安定させる目的で原料の段階で安定させる目的で酸化防止剤や防腐剤、安定剤、アルコールなどを使っても表示をしなくてもよい、という法律です。当店のように馬肉と鹿肉の生産者が違い、ノニやアサイーに関しても全て単体で最終的に製造工場で混ぜ合わせる、ということでしたら心配はいりませんが、既にそれが海外から輸入された中身の分からないドライフートや缶詰製品はどこまで国産なのか正直いって分かりません。
それを国産原料使用と表示されても判断といいますか区別がつかないのです。

馬

以前にこんな事件がありました。
2008年11月30日カナダ産馬肉を熊本産と違法表示して販売していたという事件です。熊本県内の食肉卸売業者が仕入れたカナダ産の馬肉を、原産地を表示せずに食品卸売業「ショクリュー」(大阪市)に販売していました。
またショクリューも産地の確認、表示をせずに食品卸売り販売「ヤマフ」(佐賀県)に納品し、そのヤマフは2007年から2008年9月まで「熊本産」馬刺と偽ってその間に約164kg販売していました。
農水省はカナダ産の馬刺しを熊本産と表示、販売したなどとしてヤマフとショクリューに対し、日本農林規格(JAS)法に基づく改善指示を行いました。
実は、熊本産馬刺しは、熊本県内で食肉処理され数は7,870頭ですがその内熊本産の馬200頭前後です。ほとんどがカナダからの輸入馬なのです。
このように一度商品が売れると生産が追いつかなくなり、回収した商品を偽装したり、使い回しやその他の不正をしている企業が多いと思います。